Laboratory:Akiruno
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Laboratory:Akiruno
○Syphilis Quantitative RPR Method(Suspended beyond orders placed 07-31-2024)
CODE:05599 2
-
TEST NAME
SPECIMEN
REQUIREMENT
(mL) CONTAINER CAP COLOR STORE
TEMPERATURE
(STABILITY) TURNAROUND
TIME (DAY) METHODOLOGY REFERENCE RANGE
(UNIT) -
Syphilis Quantitative RPR Method(Suspended beyond orders placed 07-31-2024)
Serum
0.3
S09
↓
A00
2-4 Aggregation reaction Negative (less than 1) (x)
CONTAINER
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
supplementary information
梅毒血清反応検査の抗体価の相互関係
検査法 | 抗体価 (血清希釈倍数) | |||
---|---|---|---|---|
STS | RPR法 (凝集反応) |
(1) 2 4 8 | 16 32 | 64 128 256 512 |
TP抗原 | TPHA (PA) |
(80) 320 | 1,280 | 5,120 20,480 81,920 |
FTA-ABS | (20) | |||
抗体価の読み方 | 低い | 中等度 | 高い |
( ) 付き数字は定性検査の血清希釈倍数
感染初期にはSTS群の抗体価がTPHAの抗体価に先行する
[引用文献]
大里 和久:産婦人科の実際 49 (11) :1471~1479, 2000. (一部改変)
梅毒血清反応検査の結果の解釈
STS | TP 抗原 | 結果の解釈 |
---|---|---|
RPR〔LA〕 RPR 法 (凝集反応) |
TP 抗体〔LA〕・TPHA FTA-ABS |
|
(-) | (-) | 非梅毒 まれに梅毒感染初期 |
(+) | (-) | 生物学的偽陽性 (BFP) まれに梅毒感染初期※ |
(+) | (+) | 梅毒 (早期から晩期) 梅毒治癒後の抗体保有者 |
(-) | (+) | 梅毒治癒後の抗体保有者 TP抗原系の偽陽性 (ごくまれ) |
※ 梅毒感染初期が疑われる場合は3 〜 4週間後に再検査する
※ BFPを起こす疾患の罹患の有無や最近の感染機会の有無を調査する。 STS抗体価の推移をモニターし、TP抗体・TPHA・FTA-ABSの陽性反応を認めた場合、梅毒感染初期を疑う。 あくまでも臨床診断が優先であり、血清学的検査は補助診断である。
〔梅毒血清反応検査の使用と留意点〕
《STS》
カルジオリピン抗原に対する抗体。梅毒感染初期から陽性化し、 治療後は陰性化する場合が多く梅毒症状をよく反映する。 生物学的偽陽性反応 (BFP) が多い。
《生物学的偽陽性 (BFP)》
STS (RPR) は生物学的偽陽性 (BFP) が多く、梅毒感染以外に肝疾患、 自己免疫疾患、妊婦などで偽陽性を示す場合がある。
《TP抗体・TPHA・FTA-ABS》
トレポネーマ抗原に対する抗体で梅毒感染時に認められる特異的な抗体。 過去に梅毒陽性となった患者血清では、いつまでも抗体価が高値で持続 する場合がある。 まれに非特異反応が認められる。